2025/05/31
人生脚本は人生で繰り返されているパターン

人はセルフイメージ通りに生きている
人生のパターンに囚われる物語
ある日「私は、物語の中で同じパターンを繰り返している」と気づけたのです。
セルフイメージ通りに生きる私達
ここで言う物語とは、夢のようなフィクションではありません。
人生の中で繰り返されてきた、決まったパターン。
それは、何度も何度も、登場人物や環境を変えて現れては、
私を翻弄してくる“ドラマ”のことです。
たとえば、何も起きていない静かな時間が不安でたまらない日。
その背後には、「何かが起きていないと、私は存在できない」
という無意識のルールが、ずっと働いて焦って行動を起こしていたのです。
そのことをエゴが暴走するという人もいます。
◆ 人生脚本という見えない台本
心理学ではこれを「人生脚本(ライフスクリプト)」と呼びます。
子どもの頃に身につけた生き方のパターンであり、それは親や周囲の影響の中で、「こう生きれば生き残れる」「これをしてはいけない」といった禁止令によって形成されていきます。
私の人生脚本には、こんな禁止令がありました。
感情を感じてはいけない
平穏な時間は価値がない
無意味に存在してはいけない
だから私は、いつも心のどこかでお決まりの“起承転結”を繰り返していました。
事件が起きる。誰かが離れる。何かが壊れる。
そうした変化の中でしか、私は「私の人生が動いている」感覚を得ていたのです。
◆ 物語に存在の鍵を渡してしまう
物語(人生のパターン)に引き込まれているとき、私は自分を美化して生きている実感を持てます。
逆に、静かな日常や満たされた時間には、どこか浮いてしまう。
つまり、今ここにはいません。
「何かがおかしい」「何かが足りない」――そんな焦燥感が胸を占めるのです。
本当は、ただ穏やかに過ごしているだけで、私の存在は十分価値があるはずなのに。
私はずっと、「物語」の中に“本当の自分の存在への鍵”を渡してしまっていたのです。
ここでいう存在の鍵とは、
真我である魂への入り口の鍵のことです。
――本当の真我に繋がる大切な入口のこと。
けれど私は、扉の向こうにいる本当の真我を信じることができず、
外側のパターン(物語)の中に生きることを真実だと錯覚していました。
◆ 脚本を書き換えるとき
人生の脚本は、無意識のものです。
でも、それに気づいた今、少しずつ書き換えていくことはできます。
感情が湧かなくても、今ここに生きている自分にそっと寄り添う
何も起きない日こそ、存在の根っこを耕すチャンスと知る
パターンに飲み込まれそうになったら、静かに内なる扉に意識を戻す
そうやって少しずつ、私たちは物語から自由になり、
他人や外側の出来事ではなく、魂の声を軸にした人生を選べるようになります。
◆ さいごに
物語がなければ不安になっていた私は、もう扉の鍵を見つけています。
「静けさの中にある魂の声」に耳を澄ませる練習を始めています。
これこそが、ずっと探していた“わたしの真実の物語”のはじまり。
あなたの中にも、
何かが始まろうとしている静けさが、そっと息づいているのではないでしょうか。
魂を感じ続けて、シフトし続ける感覚を持てますように。
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