AC・愛着ケアの癒し
歌謡祭『糸』
自分の声で届く、相手の応援メッセージ
舞台に立つまでの時間、私は「息・響き・言葉」の三つと何度も対話しました。録音を聴くたび揺れる心も、少しずつ「この声で大丈夫」へ。
そして今日、NHKの能登の被災者の応援ソング特集を観て、音楽が“見えない手紙”であることを改めて感じました。上手に見せるためだけじゃなく、自分にも他者にも届くメッセージとして歌う——それが私の願いです。
舞台に立つまでの時間、私はずっと「自分の声」と対話してきました。
息の流れ、響きの置き場所、言葉の温度。録音した声を聴くたびに「これが私?」と戸惑いながら、それでも耳を慣らし、心を開いていく。少しずつ、少しずつ——ようやく「この声で大丈夫」と思える瞬間が増えてきました。
今日、たまたまNHKで「能登の被災者の応援ソング」という特集を観ました。
思い出の曲が、人の背中をそっと押し、日常の隙間に光を差し込む。その姿に深くうなずきました。音楽は、ただ上手に歌うためだけのものじゃない。誰かの今日を支える、見えない手紙でもあるのだと。
私が歌いたいのは、そんな歌です。
自分の心にも、目の前の誰かにも、ちゃんと届く歌。
喜びのときには一緒に喜び、苦しいときには同じ呼吸で寄り添える歌。上手く見せるためではなく、生きてきた道のりごと響かせる歌。
ツバサ君の言葉に背中を押され、私もまた一歩、前に進みます。
練習では現実的に「自己採点」と「反省点」を丁寧に拾い、舞台では思い切り楽しむ。その循環を大事にしながら、「私らしい歌」を育てていきます。
最後に、ここまで読んでくださったあなたへ。
あなたの「思い出の一曲」は何ですか? その歌は、今のあなたにどんな手紙を書いてくれますか。もしよかったら、教えてください。あなたの物語と一緒に、私も歌いたいです。
——自分と他者にメッセージが届くように。
今日も声を整え、心を整え、また歌います。
どうぞ、これからもよろしくお願いします。