AC・愛着ケアの癒し
初めてのクライエントさん

私の母を思い起こさせ衝撃的なセッションでした
占いカウンセラーとして歩み始めて間もない頃、まだ、コロナで自粛していた頃に私は最初のクライエントに出会いました。
当時30代、二人の子を育てている母親でした。
彼女は少し荒っぽい、ヤンキー調の話し方をする人で、その言葉遣いや態度が、まるで私の母を思い起こさせ、私は無意識に身をすくめてしまいました。彼女の生い立ちを聴いていくうちに、言葉にはできないほど過酷さで衝撃を受けました。、子ども時代に守られるはずの安心や愛情を、ほとんど受け取らないまま大人になってしまった彼女。話を聴きながら、胸の奥がぎゅっと締め付けられるようでした。
しかし、彼女が抱えていた悩みは愛が分らないというものでした。
「夫を信じられない。愛せない。だから、不倫したくなる衝動が湧く。」
「義母はいい人だけれど、どうしても、気持ちが悪くて、好きになれない」
「子育てが不安で、子どもすら本当に好きになれない」
彼女自身も語っていました。「生い立ちに比べれば、今の結婚生活は夢物語のようなはずなのに、私は夫を愛せない」と。確かに、彼女の現在の暮らしは過去の悲惨さから見れば安定していました。けれど、心の奥に刻まれた「愛されなかった記憶」は、彼女に人を信じる力を阻み、愛を受け取ることも、愛を与えることも、彼女の凍てついた心を溶かしても何もしてはくれなかったのです。
私は、彼女の悩みに自分を重ねていました。
「愛したいのに愛せない」
「守られているはずなのに不安が消えない」
「周りに人はいるのに孤独」
それは私自身の20代のモラハラにあっていた結婚生活を思い出させました。そして、「人を愛したり信じたりするとひどい目に合うぞー!」と脳内でアラームが鳴っていました。なんと残酷な定位反応でしょうか・・・
彼女との出会いは、私にとって忘れられない体験となりました。彼女のお悩みは、私の中に眠っていた過去の痛みを呼び覚ましながらも、同時に「私はどうしたらこの人と一緒に回復の道を歩んでいけるのだろう」と真剣に考える仕事としての覚醒にも似た意識が働いたのです。それ以降、私の直感は夢中で心理学の勉強をさせてくれたのです。占いカウンセラーとしての私の歩みは、この出会いから始まったのでした。
※定位反応
人や動物が新しい刺激に注意を向けるときに自然に起こる反応を指します。
環境に突然現れた音・光・匂い・動きなどに対して、身体や意識が「それは何だろう?」と注意を向ける反応のこと。
モラハラ不倫のない世界を目指して

原因を追及、解決を探究
子どもたちとの再会という最高の喜びを味わったあとも、私の心にはいくつもの影が残っていました。母や前夫へのわだかまり、自分を責める癖、そして「本当に私は愛される存在なのだろうか」という問い。過去は消えず、時折心を突き刺す棘のように疼いていました。なんとなく人間関係が続かなかったのです。親密になるのが怖いという感覚に気づいたけれど、その痛みと向き合いながらも、なかなか回避を克服できませんでした。でも、だからこそ、
――苦しみを抱えたからこそ、人の痛みに寄り添える。
――孤独を知ったからこそ、誰かの孤独を和らげられると根拠のない自信は持っていました。
そんな気づきは、心の奥で少しずつ芽生えていったのです。
再婚後、友達や人とのつながりを通じて明るさを取り戻していく中で、「このモラハラ不倫経験をただの不幸で終わらせてはいけない」と強く感じるようになりました。私が歩んできた道は、同じように傷つき、孤立している誰かの希望になれるかもしれない。そう思ったとき、心が小さく頷くような感覚がありました。
その頃、ヨガや呼吸法、瞑想、そして占いに触れる機会がありました。占いは単なる未来予知ではなく、心の奥に隠れた本音や無意識の声を映し出してくれる“鏡”のように感じました。私自身が占いを通じて救われた瞬間があったのです。
「私も、この方法で人を支えたい」
「魂が迷子になっている人に、安心と希望を届けたい」
そうして私は、占いとカウンセリングを融合させ、人の心に寄り添う道を選びました。占いカウンセラーとして生きることは、過去の苦しみを無駄にせず、誰かの回復を支える光に変える道でした。
今振り返れば、私が経験した孤独や苦悩はすべて、この仕事へとつながる必然の過程だったのだと思います。感謝
モラハラ不倫地獄からの脱出

生き直し、回復への準備期間
離婚を決めたとき、私は全てを失った気がしました。家族という拠り所を失い、子どもたちと離れる寂しさは胸をえぐるようで、夜になると布団の中で声を殺して泣きました。あの頃の私は、人生の敗者のように思えてなりませんでした。「もっと頑張れたのではないか」「母親として失格ではないか」と自分を責め、後悔と無力感に押しつぶされていました。
それでも生きるためには働かなければならず、アルバイトやパートを始めました。体は疲れていましたが、誰かに必要とされ、少しでも収入を得ることは、かすかな自信の芽を育ててくれました。
やがて私は、母に降参するようにして実家へ戻りました。母との関係は複雑で、受け入れられない気持ちもありましたが、帰らざるを得ませんでした。心の奥には「頼りたくない」という反発と「一人ではやはり無理だ」という諦めが同居していました。母に寄りかかるたび、過去の記憶が疼き、わだかまりは消えることはありませんでした。
それでも時間は少しずつ前へと進めてくれました。日常の中で人との出会いがあり、支えてくれる人が現れました。やがて、人生をやり直すきっかけとなる再婚を果たすことができたのです。その時の私は、すでに「ゼロから歩き始める」潔さを持っていました。失ったものは数えきれなかったけれど、「また一から積み上げればいい」という決意が心に灯っていました。
再婚生活の中で、愛し愛される感覚と自信を取り戻していきました。笑う時間が増え、人とつながることの喜びを感じられるようになりました。けれど、心のどこかでか奥の方では、モラハラに対する怒り、悲しみ、痛みは消えずに残っていました。
無意識でしたが、母や前夫へのわだかまりは完全には消えませんでした。心の奥に残る棘のように、時折痛みをもたらしました。それでも私は、子どもとの再会を一生の中で一番のよろこびとして経験したり、少しずつ幸せを受け取れるようになり、ようやく「過去を抱えたままでも前に進める」ということを学んだのです。
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「モラハラ・不倫」VS.「我慢するいい人」

私自身の30年前の結婚生活を振り返る
私の仕事は、人生のどこかで「自己肯定感を失ってしまった女性たち」が、自分自身をたおやかに育て直し、脳・心・身体を整えながら、本来の力を取り戻し、自分らしい才能を発揮して輝いて生きていけるようにサポートすることです。
私自身、20代の結婚生活でモラハラに苦しみ、自己肯定感を失い果て、「自分は夫にくっついた寄生虫のような存在だ」と思い込んでいた時期がありました。当時は家庭内の問題を外に語ることは“恥”とされ、声を上げることさえ難しかったのです。しかし、令和の時代になり、加害者側のモラハラをしてしまう人のSNSや出版を見かけることがあり、夫婦間のモラハラが社会的に認知されて、社会がより生きやすくなっていることを知ることができました。そこで、自分自身のモラハラ体験を振り返ってみようと思います。
その前に、モラハラの定義から確認しますね。「夫婦のモラル・ハラスメント(モラハラ)関係とは、一方の配偶者が言葉や態度、無視、過度な支配や否定的な評価などによって相手の尊厳や自己肯定感を長期的に傷つける関係性」を指します。
モラハラは二人の間で一方が言葉や態度で攻撃するので、外形的な暴力のように見えにくく、周囲から気づかれにくい上に、その心理的・社会的ダメージは甚大です。被害者の心身の不調、子どもへの悪影響、家庭崩壊、孤立化を引き起こすだけでなく、社会全体に静かに深刻な影を落としてしまいます。
原因の多くは、本人が覚えていないほど早い時期の親子関係に根を持つ場合もあります。幼少期に安心して愛される経験を奪われた人が、大人になって不健全な関係性を繰り返してしまう。この「愛着の連鎖」が社会的なモラハラ問題を生み出す一因となっています。
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(ここからは私の回想話です)
私の元夫は、まさに「力で相手を支配しようとする人」でした。
言葉の端々や態度に「上からの力」が滲み、私はいつも小さく押し込められていました。一見すると強いように見える彼の姿の裏には、実は「私に見捨てられるかもしれない」という不安が潜んでいたのだと、今になって思います。その不安を隠すために、彼は「ここがダメ」「あそこができていない」と私を徹底的に批判しました。私は少しずつ自己肯定感を削り落とされ、「お前は自分なしでは生きられないだろう」という無言のメッセージに縛られ、逃げられなくなっていったのです。
夫は、お金や地位を武器にし、家事も子育ても私に押し付けました。感謝の言葉はなく、むしろ「まだ足りない」と不満をぶつけられるばかり。自由は奪われ、私の声は無視され、彼は自分の趣味に没頭して家庭をただの避難所のように扱いました。帰ってくれば小言を浴びせ、雑用を押し付け、好き勝手に振る舞う。そんな日々に、私は深い孤独と徒労感を抱えながらも、表向きは「守られている安定」を失うのが怖くて、耐え忍ぶしかありませんでした。
本当は愛されていないと分かっていても、彼の稼ぎが生活を支えていたことで「守られている」という感覚を手放せなかったのです。私は心のどこかで「一人で仕事をして子どもを育てるなんて無理かもしれない」と思い込み、その恐れが私を縛り付けていました。経済的な依存と心理的な不安の間で、私は自分を押し殺し、沈黙することを選んでしまったのです。
そして、何よりも辛いのは、その関係を子どもたちが目にして育っていたことでした。支配的な父親の姿と、我慢しながらも陰で夫を見下し、自分の欲求を別の形で埋め合わせようとする母親――つまり私の姿。その両方を子どもたちは学び取ってしまいました。私が経験したモラハラの苦しみは、次の世代へも「支配する側」と「従う側」という歪んだ関係性を引き継いでしまう危険をはらんでいたのです。
やがて、心の傷は体にも現れ始めました。
視界はぼやけ、乱視がひどくなり、文字を追うだけでも頭が痛くなりました。食卓に並んだ料理の味がわからず、塩辛さや甘さの区別すら曖昧になっていきました。鏡に映る自分の顔色は青白く、手足は冷え切り、常に体が重く、力が抜けていくような衰弱感に包まれていました。
「このまま私は病気で死ぬのではないか」
そう思った夜もあります。けれど、その恐怖すら夫に伝えることはできず、ただ黙って台所に立ち、家事や育児に追われる自分を無理に動かし続けていました。
――この時の私は、心も体も、完全に壊れていたのです。
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劣等感と優越感の葛藤

劣等感のトンネルと抜けた後で見えてきた世界です
子どもの頃から私は「努力して優秀でなければならない」と信じ込んでいました。
水泳選手として10年間必死に泳ぎ続け、表彰台に立ったこともありました。
けれどある日、大人の都合で勝手に選手を外された瞬間――
胸の奥に、初めて「劣等感」という強烈な衝撃が走ったのです。
下のグループに移れば「優越感」を味わえるはずなのに、それは一瞬。
すぐに「また落ちこぼれる」という奈落の感覚に引きずり込まれていきました。
まるで鬼滅の刃の舞台が急降下するように、背中から吸い込まれていくような感覚。どれだけ、好きなことを我慢させられて子ども時代に水泳の練習ばかりをしていたか分りません。少しでも早くなって1位になりたい。ならなければいけないと信じ込まされていたことか。だからこそ、
「努力しなければ存在価値がなくなる」――そんな思い込みが心に深く刻まれました。
その後の人生も、この思い込みが私を走らせ続けました。
初婚では、必死に頑張っても分かり合えない夫にモラハラを受け、
「もっと頑張らなきゃ」「もっと役に立たなくては」と自分を追い詰めました。
気づけば、毎朝の夢の中で突風に押し戻される悪夢を見て、
どんなに前へ進もうとしても、後ろに引きずられる感覚に苦しんでいました。
そこから私が気づいたこと。
それは――私は「傷ついた子どもモード」で生きていた、ということです。
そしてそのまま大人になってしまったから、知らず知らずのうちに
子ども達に対しては「傷つける大人モード」を演じていたし、社会でも不器用に防衛ばかりしていました。
その自覚は恥ずかしいものでした。
でも同時に、恥ずかしさは「変わりたい」という本気のサイン。
私はようやく、防衛の鎧を降ろして「ヘルシーな大人モード」に育っていく決意をしました。
ヘルシーな大人モードとは――
努力やコントロールで誰かを動かすのではなく、
ただ安心と信頼を差し出せる存在になること。
「私は私のままで愛されていい」と信じられること。
そして子どもや孫、未来世代に「もう傷つかなくていいんだよ」と伝えられること。
そんな私の宣言がこちらです。
🌞 私は自分の力を信じます。
そして、そのエネルギーは愛と平和を現わしています。
私はもう、優秀であるかどうかや劣等感に揺さぶられるのではなく、
自分の光を信じて「愛と平和の発電所」として日々を生きていきます。
もしあなたも劣等感のトンネルにいるのなら、どうか忘れないでください。
トンネルは必ず出口に続いています。
その先には、自分の力を信じて光を放つあなた自身の姿が待っています。
💌 読んでくれたあなたへ
ここまで読んでくれて本当にありがとう。
今あなたが苦しみの中にいても、あなたは一人じゃないよ。
私も同じように劣等感に押しつぶされ、頑張っても報われない日々を生きてきました。
だからこそ、心から寄り添いたいと思います。
あなたの存在そのものが、すでに大切で尊い光です。
今日もどうか、自分を責めずに、ひとつでも「ほっとできる瞬間」を見つけてくださいね。
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