2025/09/30
「吐き出すこと」がすべてではなかった

新しい癒しの4ステップ
“外に出す”から“内に抱える”へのシフト
私たちは、辛い気持ちに気づいたとき、
「吐き出してしまえば楽になる」と教わってきました。
確かに、感情を外に出すことで一時的な解放は得られるかもしれません。
でも──
どれだけ吐き出しても、
また同じ痛みが繰り返されていくような感覚があるとしたら?
もしかしたら、それは
「吐き出す」ことよりも、「抱きしめる」ことが必要だったのかもしれません。
今日は、そんな気づきをもとにした、
心と魂の新しい対話のステップをご紹介します。
STEP1:気がつく
思考の歪みや、感情のパターンに「はっ」と気づく。
「あ、また同じ反応してるな」
「これは本当の私の声ではないかも」
気づきは、いつでも旅のはじまり。
この第一歩があるからこそ、変容の扉は開きます。
STEP2:丁寧に向き合う・寄り添う
気づいたあと、無理に手放したり吐き出したりせず、
その感情と“いまここ”で静かに一緒にいてみる。
「そうだったね」
「そんなふうに感じていたんだね」
否定も解釈もせず、ただそばに寄り添う。
まるで、小さな子どもを抱きしめるように、
感情を“内側で生かす”という選択をするのです。
STEP3:自分の魂の意図を抱える
感情の奥に宿る、魂の願いに耳をすませてみましょう。
「私は何を学ぼうとしていたのだろう?」
「この体験を通して、何を伝えようとしていたのだろう?」
痛みや怒りの裏に隠された“本当の想い”を見つけて、
それをそっと胸に抱き、光を与えていく。
ここで初めて、傷は「力」に変わり始めます。
STEP4:リラックスして、天に還す
深く向き合ったあとは、リラックスして
無理矢理 解放しようとせず、
自然な流れにゆだねる。
まるで、川の流れのように──
「ありがとう。委ねます」
そうして、天へとゆったりと還していく。
これは“解放”ではなく、“還元”。
魂の循環が、ここから始まります。
瞑想
”気づいて”、“抱えて”、“育てて”、“癒していく”。
その静かなプロセスこそが、
自己愛を種から苗から花から実を育てる時間。
あなたの心の奥にある声は、
吐き出されることよりも
静かに見つめられ、愛されることを
ずっと待っていたのかもしれませんね。